使い方と CAGED システムの解説

CAGED Chord Explorer は、CAGED システムを使ってギターのフレットボードとコードトーンを覚えるための練習ツールです。ブラウザだけで動き、インストールや登録は必要ありません。

CAGED システムとは

CAGED(ケイジド)システムは、開放弦で弾く5つの基本コード、C・A・G・E・D の形(フォーム)をネック全体で使えるようにする考え方です。どのコードも、この5つの形のどれかを平行移動したものとして弾けます。

5つのフォームは C → A → G → E → D の順にネックの上でつながっていて、D フォームのあとは 12 フレット上の C フォームに戻ります。たとえば C メジャーなら、次のように並びます。

フォーム位置の目安(C メジャー)
C フォーム開放ポジション
A フォーム3 フレット(5弦ルートのセーハ)
G フォーム5〜8 フレット付近
E フォーム8 フレット(6弦ルートのセーハ)
D フォーム10 フレット付近

コードの形を丸暗記するのではなく、「どこがルート(R)で、どこが 3度・5度・7度か」をフォームごとに覚えるのが大切です。そうすると、アドリブで狙う音や、コードの押さえ方を自分で組み立てられるようになります。

はじめかた

ルート(Root)とコードの種類(Chord Type)を選ぶと、フレットボードにコードトーンとスケールが表示されます。表示は「コード/両方/スケール」、ラベルは「度数/音名/なし」から選べます。CAGED フォームは1つずつ表示を切り替えられるので、まずは1つのフォームに絞って見るのがおすすめです。

最初に画面をクリック(タップ)するまで音は鳴りません(ブラウザの仕様です)。ヘッドホンやイヤホンを使うと、細かい音まで聞き取りやすくなります。

練習モード

モード内容
◎ ポジション探し枠の中にある指定の度数をすべてタップします。時間制限とスコアがあります。
? 度数当て「?」の音が何度かを答えます。キーボードの 1〜5 でも回答できます。
♫ 進行トレーニング16種類のコード進行に合わせて、ターゲットの度数を狙って弾きます。次のコードのターゲットが予告表示されるので、先を見ながら弾く練習になります。見本の再生や、練習する区間の指定もできます。
♪ フォローアロングハイライトされた音を順番に弾きます。範囲(全面/CAGED)、並び順、1音の長さなどを変えられます。

進行トレーニングとフォローアロングでは、ドラム・ベース・ギター・鍵盤の入ったバッキングトラックと一緒に練習できます。テンポを変えても音程は変わりません。

練習メニューの例

1. 5つのフォームを眺める

T キーで CAGED ツアーを再生し、5つのフォームが順番につながる様子を確認します。

2. 1フォームずつ覚える

フォームを1つ選び、「ポジション探し」でルート → 3度 → 5度 → 7度の順に探します。慣れたら次のフォームに進みます。

3. 度数を耳と目で確かめる

「度数当て」で、見ただけで何度の音か答えられるようにします。

4. 進行の中で狙う

「進行トレーニング」で、ゆっくりのテンポから始めます。ターゲットを外さずに弾けるようになったら、テンポを上げていきます。まずは I – V – vi – IV(王道進行)や ii – V – I がおすすめです。

キーボード操作

キー動作
← →ルートを変える
↑ ↓コードの種類を変える
1〜9CAGED フォームを選ぶ(度数当て中は回答)
Spaceストローク/問題の再生
TCAGED ツアー
Escフォーカス解除/練習の終了

動作環境

パソコンの Chrome・Edge・Firefox の最新版で動作を確認しています。Safari は 18.4 以降(macOS / iOS)でバッキングトラックが鳴ります。それより古い Safari では、内蔵の音源だけで鳴ります。

設定やベストスコアは、お使いのブラウザの中にだけ保存されます。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

音源について

バッキングトラックは、ソフトウェアシンセサイザー FluidSynth と、S. Christian Collins 氏による SoundFont「GeneralUser GS」を使って作成しています。

開発を応援する

CAGED Explorer は無料で使えます。気に入っていただけたら、Ko-fi からコーヒー1杯分の応援をいただけると開発の励みになります。

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